ありがとう存じます。
唯先生、おはようございます。
7年前のブログに平成19年9月のお遍路のことが書かれていました。
この時のお遍路ではバスが故障し、
一歩間違えば大事故になるところだったというお話を聞かせて戴きました。
そのことは平成19年11月の会報にも書いて下さっています。
『秋遍路……大きな「奇跡」を…頂き…ました。
いつも…ず〜っと申し上げている「お陰さま…」という言葉…です。
すべては神仏さまのお計らい…だったのです。
遍路の最初から(人数が増えるほど…よけいに…)気に掛かっていたこと…
参加者全員の無事…帰阪…
観光バスの事故があいつぎ…想いが頂点に…それで……
18年の春から…2人の運転手さんで…走行して頂いていますが…
今回の四国は…9月も終わりだというのに…31度を超す暑さ…(湿度も62%…以上)
山間部に入り…アップ・ダウン起伏にとんだ道…いえ登りのみの道…
この登りが永遠に続くのかと…
(そんな訳は…ないのですが…)しんどかった…(大阪弁…です)
そんなこんなで…少し早めの帰り道…
ドライバーさんの様子が少し…車が左右に振れる?…
居眠り…かな?と気に掛かり…「トイレ休憩を…」と声をかけ…たのです。
「…はい分かりました」…でも次のパーキングエリアまで…
かなり距離がありなかなか止まれないので…不安…長かった〜…。
やっとレストランのあるパーキングに入り始めた時…
車が…妙な音を立てて…突如止まりそのままエンジンは掛からず
(パーキングまで…700メートル位の所で…)
「燃料切れですすみませんがここから歩いて下さい…すぐそこですから…」と
私たちはゾロゾロ…歩いて……でも後から考えるとそこは歩行禁止区域…
それから二時間あまり…その場所で…
燃料切れと…エァーが抜けていた…とのことでした(少しポンコツ…整備不良…)
パトカーが来て交通整理の中…JAFが……
何となく長時間の…休憩…と皆さんは感じていただけでした…が
「トイレ休憩を…」と声を掛けていなければ…そのまま走って……
ブレーキを踏むこともなく…止まり…後続の車に追突され…惨事に…
今あちこちで起きている高速道路上の事故…だったのでしょう
万が一衝突を免れたとしても…
あの暑さの中…エンジンの止まった…冷房の効かない車中…
窓は開かないタイプ…降りることもままならず…手持ちの飲み物…水もなく
体調をこわし熱中症も…危ぶまれた事です
(二時〜四時 一日の中でも一番気温の高い時間帯だったのです)
今一番遠くて…片道七〜八時間…往復十四〜五時間車中です
蒸し風呂状態の車中…大きな惨事を免れても…
その小さな惨事は確実に起きていた…のです
間違いもなく何事もなく…九時前に無事帰阪…
皆さんの心には…何も残らず…スムーズに…明くる日仕事場へと…
これこそ「お守り…頂いた」…と
「奇跡」以外のなにものでもありません…私たちが一番大切に思っている…
「お陰さまで…」を忘れることなく…秋遍路を終わらせて頂けたのです
2年くらい前「STY・ガイド」に…奇跡に遭遇出来る生き方を…していますか…
という問いかけ…メッセージがありました
普段から話しています…「奇跡!!」という言葉が無くならない限り
「奇跡」はあります起こります
その「奇跡」に遭遇させて頂ける生き方を忘れないように…と
お遍路行(ぎょう)に…信仰のために…歩いているから…守って頂ける…のではなく
お寺参りや「行」の途中で何かある事を…恥じなければ…
「神仏さま」に対してご無礼にあたる…と唯を育ててくれた
養母がいつも口をすっぱくして…言っていた事を…
「同心会」の方たちにも伝えて来ていましたが…
いたらない私たちにただ一生懸命なだけの私たちに…
「助けの手」…を頂いたのです
ミニ個人接心を…帰りの車中で…
皆が席を立って私の周りを囲む様に重なる様に座り込んでいました
あまり気のつかない…ドライバーさん…なので
許されていた…のですが…あの状態で突如…事故にあっていたら…
考えただけでも…怖い…それも少し気に掛かっていた…のかも…
それが「休憩を…」という言葉に…
今『部屋』では…写真(ポラロイド)…にも「花仏さま」の件…でも
いろいろ…不思議が…起きています
「信じる…」そのことに…少しドライな…唯に
「おまえが一番信じていない」…と
デコ・パッチンを…頂いている…のだと思います
「庵建立」「花仏さま」…と問題山積…に!!皆さまのお力も…』
唯先生、護持会員の皆さまが難を逃れられたことを本当に嬉しく思います。
自分はお蔭さまを戴けるような生き方ができているのか、
そう問い直していかなければと思います。
唯先生、ありがとう存じます。
ありがとう存じます。
菜穂美