ありがとう存じます。
唯先生、おはようございます。
昨日の月の庭に向かう道中に聴かせて頂いたMDは
平成16年5月の個人接心のものでした。
教員採用試験前なのに、相変わらずの母の攻撃について、
先生に愚痴を話しています。
試験勉強があると言うのに、お見合いの話しを言う母…
勉強をしなければならないし、母の攻撃も避けたいため
実家から足が遠のいていたのですが、当時、母から来たメールは
「そんなに頑張らなくて良いのに あなたの人生だから好きにしたら良いけど」
とのことでした。
今、思えば、あのとき本当にお見合いをしなくて良かった
結婚を選ばなくて本当に良かったと心から思います。
もちろん、結婚してから試験を受けるのも遅くはないのですが、
それが出来るほど私は器用ではないですし、
むしろ、あの時それを選んでいたら逃げ道でしかなかったと
今になって理解出来ます。
でも、母親が言う幸せとは…と。
もちろん望んでいないわけではないのですが、
今、私はお陰様で、好きな仕事に就かせて頂いています。
特に今の職場では、素敵な生徒たちに出会え、彼等が本当に大好きです。
彼らとの出会いのお陰、心底この仕事が好きだと思うようになりました。
運転しながら、彼らの顔が思い浮かび、涙が溢れてきました。
同僚たちにも恵まれていることを思うと、
大好きな人たちに囲まれている私は、今、本当に幸せなのだと思います。
月の庭で、栄子さんに聴いて頂きながら、
両親に対して、感情や正義感だけをぶつけてきたことを思いました。
そうじゃなかったのだと…
母の言葉にその度毎に反応し、葛藤していた自分が恥ずかしいです。
今、私は幸せであり、更に夢があることが本当に幸せです。
唯先生のご指導のお陰で、今の幸せを頂けました。
先生は、厳しく「名字から抜け出せない」と仰いました。
この家で育てられた価値観を頑固に拭い去れないのだと思います。
でも、実感しているこの幸せを正義感でぶつけることなく
唯先生のお教えや想いが姿や行動や態度、
言葉で伝えられるようになりたいと存じます。
ありがとう存じました。郁代